本文へスキップ
名古屋で会社設立するときの全てのことメディア 名古屋・愛知の会社設立に特化した情報メディア
13

カテゴリー:会社設立 名古屋 法人口座

会社設立 名古屋 法人口座|開設の順番と流れ、必要書類、実質的支配者リスト、審査、バーチャルオフィス、金融機関の選び方

会社設立後に必要になる法人口座の開設について、名古屋・愛知の金融機関で準備しておきたい書類や、審査で確認されやすいポイントを紹介するカテゴリーです。バーチャルオフィス利用時の注意点にも触れています。

3本の記事

著者:名古屋で会社設立するときの全てのことメディア 編集部 公開日:2026年10月18日
この記事を読んでほしい人

名古屋・愛知で会社設立の登記が終わった、またはもうすぐ終わる人で、「名古屋の銀行で法人口座を開くには何を持って行けばいいのか」「申し込んだのに開設まで進まない」と困っている人に向けた記事です。これから会社設立をする人にも、登記の前に準備しておくと口座開設が楽になることをまとめています。確認日:2026年10月18日時点(金融庁・法務省・名古屋市・国税庁の公式ページ)。

会社設立と法人口座の順番:資本金は個人口座、法人口座は登記のあと

法人口座は会社設立の登記のあとに開くことを示すイラスト

「会社 設立 法人 口座」で調べる人がまず混乱するのが、資本金の払込みと法人口座の関係です。会社は設立の登記をした日に成立するので、登記の前には会社名義の口座を作れません。そのため、会社設立の手続きで資本金を払い込むときは、発起人(多くは代表者になる人)の個人口座を使い、その通帳の写しなどで払込みを証明する書面を作って登記を申請します。法人口座を開くのは、登記が終わって会社が成立してからです。

資本金の払込みと法人口座の順番を示す図

名古屋で会社設立をする場合、登記の申請先は名古屋法務局の本局、三河なら岡崎支局です。登記が完了すると、法人口座の申込みに使う登記事項証明書(会社の謄本)を取れるようになります。会社設立の日付と口座開設の日付には時間差があるので、その間に必要な支払いをどう扱うかも、あらかじめ決めておくと安心です。払込みに使った個人口座のお金は、口座ができたあとで会社の口座に移して管理するのが一般的です。

株式会社の場合、資本金の払込みは、定款を作り公証役場で認証を受けたあとに行うのが一般的な順番です。合同会社は定款認証が要らないので、定款を作ったら払込みに進めます。払い込んだあとは、口座の名義・入金日・金額がわかる通帳のページなどの写しを、払込みを証明する書面とあわせて登記の申請書類に綴じます。名古屋でも愛知県のほかの地域でも、この手順は全国共通です。個人口座にもともと入っていたお金と区別できるよう、資本金はあらためて入金する形にしておくと、あとで法人口座の審査で資本金の出どころを聞かれたときにも説明しやすくなります。

NEXT会社設立 名古屋 法務局登記の提出先と、謄本の取り方

出典 法務局「商業・法人登記の申請書様式」

名古屋の銀行で法人口座を開設する流れ

名古屋の銀行で法人口座を開設する流れを示すイラスト

「名古屋 銀行 法人 口座 開設」で探す人の多くは、都市銀行・地方銀行・信用金庫のどこに行くかを考えています。どの金融機関でも、会社設立後の法人口座の開設はおおむね次のような流れで進みます。窓口に行く前にネットで申込みを受け付けている金融機関も増えていますが、事業内容の説明を求められる点は同じです。

  1. 書類をそろえる登記事項証明書や印鑑証明書は、会社設立の登記が終わってから取得します。発行から一定期間内のものを求められることが多いので、取るタイミングに注意します。
  2. 申し込む店舗の窓口かネットで申し込みます。来店型では、本店や事業所の近くの支店を案内されることがあります。
  3. 事業内容を説明する何の事業を、誰と、どのくらいの規模で行うのかを聞かれます。
  4. 審査を待つ結果が出るまでの日数は金融機関や時期で違います。
  5. 開設通帳やキャッシュカード、ネットバンキングの手続きに進みます。

法人口座の開設までの流れの一般例の図

名古屋で会社設立をした直後は、税務署・愛知県税事務所・名古屋市への届出や社会保険の手続きも重なります。口座開設の審査には時間がかかることがあるため、登記が終わったらすぐに書類を取り、申込みを先に済ませておくと全体の段取りがよくなります。

申込みの方法は金融機関によって、来店のみ、ネットのみ、どちらも可、と分かれます。ネットで申し込める場合でも、書類の画像の提出や、電話・ビデオ通話での事業内容の確認を求められることがあります。どの方法でも、会社設立のときに決めた本店の住所、事業目的、役員の顔ぶれについて、筋の通った説明ができるかどうかが大切です。

NEXT名古屋で会社設立後に法人口座を開設する流れと必要書類流れと書類をくわしく

出典 法務局「各種証明書請求手続」

法人口座の必要書類と、金融機関が確認する4つのこと

法人口座の必要書類を示すイラスト

「名古屋 銀行 法人 口座 必要 書類」と検索すると、金融機関ごとに違う一覧が出てきます。違いがあるのは事実ですが、根っこにあるのは共通のルールです。金融庁は、法人から新しく口座開設の申込みがあったとき、銀行などは本人特定事項(名称・本店所在地)、取引の目的、事業の内容、実質的支配者を確認する必要があると説明しています。

法人口座でよく求められる書類のチェックリスト

事業の内容を確認するための書類としては、定款、設立登記の登記事項証明書、官公庁が発行した書類で事業内容が書かれたものなどが挙げられています。実際には、これに加えて事業計画書、会社のホームページ、取引先との契約書、事務所の賃貸借契約書などを見せるよう求められることもあります。会社設立のときに作った定款の事業目的と、口頭で説明する事業内容が食い違っていると、確認に時間がかかりやすくなります。

登記事項証明書は、法務局の窓口・郵送・オンラインで請求できます。名古屋法務局の本局まで行かなくても、熱田出張所や名東出張所など近くの窓口で取れます。オンライン請求なら手数料も窓口より少し安くなります。

会社の実印の届出(印鑑の提出)は、2021年2月の改正でオンライン申請の場合は任意になりました。ところが法人口座の申込みでは、会社の印鑑証明書を求める金融機関がまだ多くあります。名古屋で会社設立をするときに印鑑を届け出なかった人は、口座を開きたい金融機関で印鑑証明書が要るかどうかを先に確認し、必要なら法務局に印鑑を届け出てから申し込むと二度手間を防げます。

出典 金融庁「法人口座開設に係る取引時確認について」

株式会社なら、実質的支配者リストを会社設立と同時に申し出ておく

実質的支配者リストを会社設立と同時に申し出ることを示すイラスト

金融機関が確認する4つのうち、説明に手間がかかりやすいのが実質的支配者です。株式会社なら、法務局の「実質的支配者リスト制度」を使うと、この確認を進めやすくなります。法務省のページで確認できた内容は次のとおりです。

  • 対象は株式会社(特例有限会社を含む)だけ。合同会社などの持分会社は対象外
  • 申出先は本店所在地を管轄する法務局。郵送や代理人による申出もできる
  • 手数料は無料
  • 登記官が内容を確認してリストを保管し、認証文付きの写しを交付する。写しを銀行などに出して使う
  • 設立の登記の申請と同時に申し出ることもできる

名古屋市内で株式会社を設立するなら、申出先は登記と同じ名古屋法務局の本局、三河なら岡崎支局です。会社設立の登記と同時に申し出ておけば、登記が終わったあとに写しを受け取り、法人口座の申込みにそのまま使えます。必ず使わなければならない制度ではありませんが、口座開設の準備を早く進めたい人には便利です。合同会社で会社設立をした人は対象外なので、金融機関の案内に沿って別の書類で確認を受けることになります。

実質的支配者とは、会社の事業経営を実質的に支配している個人のことで、株式会社では一般に、議決権の50%を超えて持つ人がいればその人、いなければ25%を超えて持つ人、というように段階を追って判断されます。発起人が自分ひとりで全株式を持つ一人会社なら、自分が実質的支配者になります。愛知で家族や知人と共同で会社設立をする場合は、出資の割合を決めた段階で誰が該当するかを確認しておきましょう。

出典 法務省「実質的支配者リスト制度の創設(令和4年1月31日運用開始)」

法人口座の審査で見られやすいポイントと、待つ時間の考え方

法人口座の審査で見られやすいポイントを示すイラスト

法人口座の審査の基準は公表されておらず、「この銀行なら通る」と言い切れるものはありません。ただ、金融機関が確認しなければならない事項は決まっているので、そこから逆算して準備することはできます。

金融機関が確認する4つの事項の一覧

会社設立の直後は決算書も取引実績もないため、会社の実体を書類と説明で示すことになります。具体的には、事業計画、事務所の実態、連絡先の電話番号、ホームページ、取引先の見込み、資本金の出どころなどを聞かれることがあります。名古屋で会社設立をしたばかりでも、名古屋市内の事務所の賃貸借契約書や、取引先とのやりとりの記録があれば説明の材料になります。法人番号は登記のあとに国税庁が指定し、法人番号公表サイトで名称と所在地が公表されるので、金融機関がこれを確認に使うこともあります。

審査の結果が出るまでの日数は、金融機関や時期によってまちまちです。会社設立のあとすぐに入金や支払いの予定がある人は、余裕を見て早めに申し込み、場合によっては複数の金融機関に並行して相談することも検討してください。断られた場合でも理由は説明されないことが多いので、書類や説明の足りなかった点を見直してから、次の申込みに進むのが現実的です。見直すときは、定款の事業目的、事務所の実態、資本金の出どころ、連絡先の電話番号など、この記事で挙げた確認点を一つずつ点検してみてください。

NEXT名古屋の金融機関で法人口座の審査に通りやすくするポイント審査の前に整えておくこと

出典 国税庁「法人番号公表サイト」

バーチャルオフィスを本店にした会社設立と法人口座

バーチャルオフィスと法人口座の関係を示すイラスト

名古屋の栄や名古屋駅周辺のバーチャルオフィスの住所で会社設立をすること自体は、登記の上では可能です。ただし、法人口座の開設では、事業の実体が見えにくいと判断されやすく、確認が丁寧になる傾向があると多くの解説で指摘されています。バーチャルオフィスだから必ず断られる、というわけではありませんが、説明の材料を多めに用意しておくのが現実的です。

バーチャルオフィスを使う場合に確認しておきたいのは、郵便物の転送の方法と頻度、来客への対応、その住所で登記できるか、許認可が必要な業種ならその要件を満たせるか、といった点です。法人名義での契約に切り替える手続きが必要な事業者もあります。名古屋で会社設立をする人は、契約前にこうした事実を一つずつ確かめておくと、口座開設で説明を求められたときにも答えやすくなります。

NEXT名古屋でバーチャルオフィスを本店にした場合の法人口座への影響口座開設への影響をくわしくNEXT会社設立 名古屋 バーチャルオフィス契約前に確認すること

出典 ベンチャーサポート「バーチャルオフィスでも銀行で法人口座は開設できる?審査のポイントとは」

名古屋で法人口座を作る金融機関の選び方

銀行・信用金庫・ネット銀行の選び方を示すイラスト

名古屋・愛知には、都市銀行、地方銀行、信用金庫、ネット銀行など多くの選択肢があります。この記事では特定の金融機関をすすめることはしませんが、会社設立のあとの使い方から逆算すると、比べる観点ははっきりしてきます。

口座を選ぶときの確認点のチェックリスト

たとえば、名古屋市の制度融資を使う予定があるなら、名古屋市融資制度の取扱金融機関かどうかは確認しておきたい点です。名古屋市のページには取扱金融機関の一覧が、銀行・信用金庫・信用組合などに分けて載っています。融資の予定がなく、振込の手数料やネットでの操作のしやすさを重視するなら、ネット銀行を候補に入れる人もいます。メインの口座と、日々の支払い用の口座を分けて持つ会社も珍しくありません。

日本政策金融公庫で創業融資を受ける予定の人は、公庫は預金の口座を扱う金融機関ではないので、融資金の受取りや返済の引落しには別の金融機関の法人口座を使う、という点も覚えておくとよいでしょう。名古屋で会社設立をして融資を考えている場合は、融資の相談と口座の準備を同じ時期に進めると、入金までの段取りがずれにくくなります。愛知県の制度融資を使う場合も、申込みは取扱金融機関の窓口で行うので、口座を作る金融機関と融資の相談先を合わせて考える人は少なくありません。

給与の振込、税金や社会保険料の口座振替、取引先が指定する振込先など、会社設立のあとに口座を使う場面を書き出してから選ぶと、愛知での事業に合った組み合わせが見えてきます。

口座ができたら、会社のお金と個人のお金をはっきり分けて使うことが大切です。会社の売上や経費を個人口座で出し入れしていると、帳簿づけが煩雑になるうえ、税務の面でも説明に手間がかかります。名古屋で会社設立をしたあと、税理士に記帳や申告を頼む予定がある人は、口座の使い分けについても早めに相談しておくと、愛知県税事務所や税務署への申告の準備がスムーズになります。

NEXT会社設立 名古屋 融資制度融資を使う予定がある人はこちらも

出典 名古屋市「名古屋市融資制度の取扱金融機関」

会社設立の後、法人口座ができるまでの支払いと届出

法人口座ができるまでの支払いと届出を示すイラスト

「会社 設立 後 法人 口座」で調べる人の中には、口座がまだないのに支払いや手続きが始まってしまって困っている人もいます。会社設立の直後に口座が間に合わないこと自体は珍しくありません。大切なのは、口座ができるまでの間に起きたお金の動きを、あとから会社の取引として説明できる形で残しておくことです。

立替えた支払い

代表者が個人で立て替えた経費は、会社名あての領収書をもらい、口座ができたら会社から精算します。

届出は口座を待たない

税務署への法人設立届出書は、設立登記の日から2か月以内。口座ができるのを待たずに出せます。

振替の申込みは口座のあと

税金や社会保険料の口座振替は、法人口座ができてから申し込みます。

名古屋で会社設立をした場合、税務署に加えて愛知県税事務所と名古屋市にも設立の届出を出します。提出先ごとに期限が違うので、口座開設の手続きと並行して進めましょう。期限の一覧は、名古屋の窓口ごとに整理した記事にまとめています。

NEXT名古屋で会社設立後にやるべき届出一覧【提出先・期限つき】口座開設と並行して出す届出

出典 国税庁「[手続名]内国普通法人等の設立の届出」

まとめ:名古屋で会社設立をするなら、法人口座の準備は登記の前から

まとめとして法人口座の準備を示すイラスト

法人口座は会社設立の登記のあとでなければ開けませんが、準備は登記の前から始められます。定款の事業目的をはっきり書く、事業計画と資本金の出どころを説明できるようにする、株式会社なら実質的支配者リストを登記と同時に申し出る、登記が終わったらすぐに登記事項証明書を取って申し込む。この順番を押さえておけば、名古屋でも愛知県のほかの地域でも、口座開設で足止めされにくくなります。三河で会社設立をした人は、登記と実質的支配者リストの申出先が岡崎支局になる点だけが違います。

必要書類や審査の進め方は金融機関ごとに違い、変わることもあります。この記事は2026年10月18日時点の金融庁・法務省・名古屋市・国税庁の公式ページをもとにしていますが、実際に申し込むときは、口座を開く金融機関の最新の案内を必ず確認してください。

登記を終えたばかりの人へ

まずは登記事項証明書を2〜3通取り、口座を開きたい金融機関の必要書類の案内と見比べてみてください。足りないものが分かれば、名古屋での会社設立後の手続きは一つずつ片づいていきます。

次に読む:会社設立 名古屋 法人設立届 / 会社設立 名古屋 社会保険

出典 金融庁「法人口座開設に係る取引時確認について」

この記事は役に立ちましたか?

このカテゴリーの記事

このテーマで探す YouTubeで探す Xで探す Instagramで探す TikTokで探す

他にもこのようなサイトで検索されていますので、ぜひ見てください

掲載順は評価の優劣を示すものではありません。

これから作る人 これから名古屋で作る人はここから 流れ・手順から順番に確認できます 作った直後の人 名古屋で作った直後の人はここから 設立後の届出をまとめて確認できます