本文へスキップ
名古屋で会社設立するときの全てのことメディア 名古屋・愛知の会社設立に特化した情報メディア
14

カテゴリー:会社設立 名古屋 バーチャルオフィス

会社設立 名古屋 バーチャルオフィス|登記はできる?栄・名古屋駅の住所、格安プラン、口座・許認可・税金で確かめること

名古屋・愛知でバーチャルオフィスを本店所在地にして会社設立をする場合に確認しておきたい点を紹介するカテゴリーです。自宅・レンタルオフィス・シェアオフィスとの比較も含め、法人口座の審査や許認可への影響を断定せず傾向として整理しています。

4本の記事

著者:名古屋で会社設立するときの全てのことメディア 編集部 公開日:2026年10月18日
誰に

名古屋で会社設立をするにあたって、自宅の住所を登記簿に載せたくない人、まだ事務所を借りる段階ではない人、栄や名古屋駅の住所を本店にしたいと考えている人に向けた記事です。バーチャルオフィスの料金比較を見る前に、名古屋・愛知で会社設立をするときに「その住所で何が決まり、どこで困りやすいのか」を先に整理しておきたい人に読んでほしい内容です。確認日:2026年10月18日時点。

バーチャルオフィスの住所で会社設立の登記はできる?

バーチャルオフィスの住所で会社設立の登記ができるかを示すイラスト

「名古屋 バーチャルオフィス 登記」と調べる人の多くが最初に知りたいのは、そもそもその住所で会社設立の登記ができるのか、という点です。会社の本店をどこに置くかを直接制限する規定はないため、バーチャルオフィスの住所を本店として登記すること自体は、一般にできるとされています。名古屋でも愛知県のほかの市町村でも、この考え方は同じです。

バーチャルオフィスは、事務所の部屋を借りるのではなく、住所の利用、郵便物の受け取りと転送、電話の取り次ぎなどをまとめて借りるサービスです。机や個室を借りるレンタルオフィスやシェアオフィスとは、ここが大きく違います。名古屋で会社設立をする人がバーチャルオフィスを選ぶ理由として多いのは、自宅の住所を出したくないという点です。会社の本店の住所は登記され、登記事項証明書は手数料を払えば誰でも請求できるので、自宅を本店にすると住所が広く知られることになります。

ただし、どのバーチャルオフィスでも登記に使えるわけではありません。運営会社によっては「住所の表記は名刺やサイトだけ」「法人登記は別料金」と、登記に使えるかどうかをプランで分けている場合があります。契約書や利用規約に法人登記の可否が書いてあるかを、申し込む前に確かめてください。

バーチャルオフィスの契約前に確かめる3つのことのチェックリスト

もうひとつ見落としやすいのが、同じ住所に同じ商号の会社があるかどうかです。商業登記法第27条は、他人がすでに登記している商号と同じ商号で、本店の所在場所も同じ場合は登記できないと定めています。バーチャルオフィスは1つの住所を多くの会社が使うので、ありふれた商号を考えている人は、法務局の登記情報や運営会社への問い合わせで先に確かめておくと安心です。

関連記事名古屋でバーチャルオフィスを使って会社設立するときの基礎知識バーチャルオフィスの仕組みと、会社設立で使うときの前提

出典 e-Gov法令検索「商業登記法」(第27条 同一の所在場所における同一の商号の登記の禁止)

栄・名古屋駅の住所でも、登記の提出先は名古屋法務局の本局

栄や名古屋駅のバーチャルオフィスでも登記先は名古屋法務局本局であることを示すイラスト

名古屋のバーチャルオフィスは、栄(中区)と名古屋駅周辺(中村区)に多く集まっています。どちらの住所を本店にしても、会社設立の登記を受け付けるのは名古屋法務局の本局です。名古屋市内はどの区でも本局の管轄なので、「栄の住所だから近くの出張所で」ということにはなりません。熱田出張所や名東出張所は証明書の交付などを行う窓口で、会社設立の登記申請は受け付けていません。

なお、登記の手続きそのものは、自宅を本店にする場合と変わりません。申請書の様式も添付書類も同じで、違うのは本店の欄に書く住所だけです。ビル名や部屋番号をどこまで書くかで迷ったら、運営会社が案内している登記用の住所表記を確かめ、郵便物が確実に届く書き方にそろえておきましょう。

一方で、名古屋市以外の住所、たとえば岡崎市や豊田市のバーチャルオフィスを本店にするなら、登記の提出先は岡崎支局になります。愛知県内で会社設立をするときは、住所の市町村で法務局が変わる点だけは押さえておきましょう。

名古屋の住所で決まる登記と税金の窓口の図

定款に書く本店の所在地は、「愛知県名古屋市」のように市町村までにとどめる書き方が一般的です。こうしておくと、名古屋市内でバーチャルオフィスを移ったときに定款を変える必要はありません。ただし住所が変われば本店移転の登記は必要です。会社設立の時点で、名古屋市内で住所を変える可能性があるかどうかも考えておくとよいでしょう。

住所で決まるのは登記の提出先だけではありません。法人市民税は名古屋市、県税は区ごとに分かれる愛知県の県税事務所、法人税は区ごとに分かれる名古屋国税局管内の税務署が窓口になります。バーチャルオフィスを本店にしても、これらの手続きはその住所を基準に進みます。

関連記事会社設立 名古屋 法務局本局と岡崎支局の管轄、提出方法、登記相談の予約まで

出典 名古屋法務局「管轄区域一覧」

「格安」「住所のみ」のプランで確かめること

格安や住所のみのバーチャルオフィスのプランで確かめることを示すイラスト

「名古屋 バーチャルオフィス 格安」「バーチャルオフィス 住所のみ 名古屋」といった検索が多いように、まずは安く住所だけ借りたいという人は少なくありません。月額の安さだけで決めると、会社設立のあとに必要なものが別料金だったと気づくことがあります。比べるときは月額料金より、次の項目がどこまで含まれているかを見てください。

バーチャルオフィスの料金表で見落としやすい項目のリスト

項目 会社設立のあとで困りやすい場面
郵便物の転送 税務署・名古屋市・愛知県税事務所からの書類や、金融機関の郵送物が届くのに時間がかかる
書留・宅配便 受け取れないプランだと、本人限定の郵便物などが差し戻されることがある
電話番号 名古屋の市外局番の固定電話番号が要るかどうか
来客・会議室 取引先が訪ねてきたときに対応できるか

とくに気をつけたいのが、会社設立の直後に役所から届く書類です。税務署・名古屋市・愛知県の県税事務所・年金事務所などからの通知には、提出や納付の期限が書かれているものがあります。郵便物の転送が月に1回や2回だと、手元に届いたときには期限が迫っていることもありえます。転送の頻度を上げられるか、届いたことを知らせてもらえるかも、会社設立の前に確かめておきたい点です。

また、バーチャルオフィスの運営会社は、犯罪収益移転防止法で「郵便物受取サービス業者」として扱われ、契約するときに本人特定事項や取引の目的、事業の内容などを確認する義務があります。申し込むときに本人確認書類や会社設立後の登記事項証明書を求められるのはこのためです。会社設立の前に契約するなら、設立前の個人として申し込めるか、設立後に名義を法人へ切り替える手順があるかを確かめておきましょう。

関連記事バーチャルオフィスで会社設立するときに確認したい契約内容【名古屋・愛知】契約書で見ておきたい条項

出典 警察庁 JAFIC「犯罪収益移転防止法の概要(令和8年8月7日時点)」

法人口座の審査で見られやすいこと

法人口座の審査で見られやすいことを示すイラスト

会社設立のあとに多くの人が気にするのが、バーチャルオフィスの住所で法人口座が開けるかどうかです。金融機関も犯罪収益移転防止法の特定事業者として、口座を開くときに事業の内容や実質的支配者などを確認します。そのため、本店の住所だけでなく、実際にどこで何をしているのかを説明できるかが見られやすい、という傾向があります。

バーチャルオフィスだと口座は開けませんか?
一律に開けないわけではありません。審査の基準は金融機関ごとに違い、結果の理由も公表されないので、「バーチャルオフィスだから不可」と言い切ることはできません。ただ、不利になりやすいと言われることが多いのも事実です。
何を用意しておけばよいですか?
事業の内容がわかる資料(サービスの説明、ホームページ、取引先との契約書や見積書など)と、実際に仕事をしている場所の説明を用意しておくと、面談や書類の確認で答えやすくなります。必要書類は金融機関ごとに確認してください。

順番も整理しておきましょう。会社設立の前に払い込む資本金は、法人口座ではなく発起人個人の口座に入金します。法人口座の申込みは、登記が終わって登記事項証明書が取れてからです。バーチャルオフィスを本店にする人は、登記が終わった直後に口座の申込みを急ぐより、事業の説明資料をそろえてから申し込むほうが、名古屋でも愛知県外の金融機関でも話が進めやすくなります。

名古屋の金融機関で口座を開くときも、ネット銀行で開くときも、事業の実態を示せるかどうかが大事な点は変わりません。口座開設の流れと必要書類は、法人口座のカテゴリーでくわしく整理しています。

関連記事名古屋でバーチャルオフィスを本店にした場合の法人口座への影響口座開設で説明しておきたいこと

出典 警察庁 JAFIC「犯罪収益移転防止法の概要(令和8年8月7日時点)」

許認可が要る業種は、事務所の要件を先に確かめる

許認可が必要な業種は事務所の要件を先に確かめることを示すイラスト

バーチャルオフィスで会社設立をして困りやすいのが、許認可が必要な業種です。業種によっては、許可の基準として事務所の広さや独立性、実際に業務を行える設備などを確かめられることがあります。たとえば労働者派遣事業の許可では、事業所の面積や構造についての基準が設けられています。

許認可で事務所を確かめられることがある業種の例

許認可の申請では、事務所を使う権利があることを示す書類(賃貸借契約書や使用承諾書など)や、事務所の写真・図面の提出を求められる場合があります。住所を借りるだけのプランでは、こうした書類をそろえられないことがあるので、名古屋で会社設立をする前に、申請先の手引きに書かれた添付書類を一度読んでおくと安心です。

上の業種は一例で、必要な要件は許認可ごと、所管する官庁ごとに違います。名古屋・愛知で許認可が必要な事業を始めるなら、バーチャルオフィスを契約する前に、許可を出す窓口(国の出先機関、愛知県、名古屋市など)の手引きを読み、事務所の要件を確かめてください。許認可の申請書類の作成や相談は行政書士の業務です。会社設立の登記は司法書士、税務は税理士と、相談先が分かれる点にも気をつけましょう。

関連記事バーチャルオフィスが向いている業種・向いていない業種【名古屋・愛知の会社設立】業種ごとの向き不向き関連記事名古屋で許認可が必要な会社設立と行政書士の役割許認可の相談先

出典 厚生労働省「労働者派遣事業・職業紹介事業等」

税金と届出は「本店の住所」と「実際に働く場所」の両方で考える

バーチャルオフィスを本店にしたときの税金と届出を示すイラスト

法人税の納税地は原則として本店の所在地なので、バーチャルオフィスを本店にすると、その住所を管轄する税務署に法人設立届出書を出します。期限は設立の日(登記の日)から2か月以内です。名古屋市内は区によって税務署が分かれるので、栄の住所か名古屋駅の住所かで提出先の税務署が変わります。

名古屋市の法人市民税は、市内の区に事務所や事業所がある法人にかかる税金です。会社を設立したら「法人の設立・事務所事業所新設廃止申告書」を栄市税事務所に出します。注意したいのは、本店はバーチャルオフィスでも、実際の仕事は自宅や別の市町村の事務所で行っている場合です。どこが「事務所等」に当たるかで、法人住民税の申告先が増えることもありえます。自分の働き方で何が必要かは、名古屋市の栄市税事務所や、実際に仕事をする場所の市町村の窓口に確認してください。

提出先 主な届出 期限
税務署(本店の住所で決まる) 法人設立届出書 設立の日から2か月以内
名古屋市 栄市税事務所 法人の設立・事務所事業所新設廃止申告書 設立の日の翌日から30日以内
愛知県の県税事務所(区で分かれる) 法人設立の届出 愛知県の案内・県税事務所で確認

税務署は国税庁、名古屋市は「法人市民税のあらまし」(令和8年4月1日現在)で2026年10月18日に確認。届出の全体は「会社設立 名古屋 法人設立届」のカテゴリーでも整理しています。

本店を名古屋市内の別の区に置いても、名古屋市の法人市民税の税率は変わりません。「バーチャルオフィスの区を選べば税金が安くなる」ということはないので、住所は税金ではなく、来客のしやすさや郵便の受け取りやすさで選びましょう。

関連記事会社設立 名古屋 法人市民税均等割・法人税割と、設立後の届出関連記事自宅・レンタルオフィス・シェアオフィスを本店所在地にするときの比較【名古屋・愛知】ほかの選択肢との比べ方

出典 国税庁「C1-4 内国普通法人等の設立の届出」

「おすすめ」を探す前に、選ぶときに確かめる点

バーチャルオフィスを選ぶときに確かめる点を示すイラスト

「名古屋 バーチャルオフィス おすすめ」と検索すると、多くの比較記事が出てきます。この記事では特定の事業者をすすめたり順位をつけたりはしませんが、どの事業者を選ぶにしても、次の順番で確かめていけば、名古屋での会社設立に合わない契約を避けやすくなります。

  1. 法人登記に使えるプランか、同じ住所に同じ商号の会社がないか
  2. 郵便物の転送の回数・送料と、書留や宅配便の扱い
  3. 来客対応・会議室・電話番号が必要かどうか
  4. 許認可や法人口座の予定に支障がないか
  5. 解約するときの条件と、本店を移すときの手間

バーチャルオフィスを比べる前に自分で決めておくことのリスト

比べている途中で、バーチャルオフィスより自宅や小さな事務所のほうが合うと気づく人もいます。自宅を本店にする場合は、賃貸の契約で事業に使うことや登記を禁止していないかを、管理会社や大家さんに確かめてください。レンタルオフィスやシェアオフィスは費用が上がるぶん、部屋や机があるので、法人口座や許認可で事務所の実態を説明しやすくなります。名古屋で会社設立をするときは、こうした選択肢を同じ表に並べ、月額の差だけでなく、困る場面がどれだけ減るかで比べてみてください。

立地は、取引先が名古屋市内中心なら栄、県外や新幹線で来る相手が多いなら名古屋駅、と来客の動きで考えるとわかりやすくなります。名古屋市の特定創業支援等事業の証明や、名古屋市の補助金を使う予定がある人は、事業所の扱いについて事前に窓口へ確認しておくと安心です。なお、本店をあとで移すと本店移転の登記と登録免許税が必要になるので、長く使えるかどうかも選ぶときの材料になります。

出典 名古屋市「特定創業支援等事業の証明申請」

まとめ:名古屋のバーチャルオフィスは、住所より先に使い方を決める

まとめとしてバーチャルオフィスの使い方を先に決めることを示すイラスト

バーチャルオフィスの住所で会社設立の登記をすることは一般にできますが、登記に使えるプランか、同じ住所に同じ商号がないかは先に確かめます。名古屋市内の住所なら登記先は名古屋法務局の本局で、税金の窓口は区によって分かれます。法人口座や許認可では事業の実態や事務所の要件を確かめられることがあり、不利になりやすい傾向があるので、使い方を先に決めてから住所を選ぶのが近道です。

全国一律(名古屋でも同じ) 名古屋・愛知で変わる
登記ができるかどうかの考え方、同一住所・同一商号の制限、登録免許税、犯罪収益移転防止法による本人確認 登記の提出先(本局か岡崎支局か)、税務署と県税事務所(区で分かれる)、名古屋市の支援制度、専門家の報酬

これから名古屋で会社設立をする人へ

まずは自分の事業に来客や許認可があるか、郵便物がどれくらい届くかを書き出してみてください。それが決まれば、栄にするか名古屋駅にするか、自宅や小さな事務所のほうが合うのかも自然に見えてきます。愛知で長く続く会社の最初の住所を、料金表だけで決めないようにしましょう。迷ったら、名古屋法務局や名古屋市の窓口、専門家に早めに相談するのがおすすめです。

出典 名古屋法務局「商業・法人登記」

この記事は役に立ちましたか?

このカテゴリーの記事

このテーマで探す YouTubeで探す Xで探す Instagramで探す TikTokで探す

他にもこのようなサイトで検索されていますので、ぜひ見てください

掲載順は評価の優劣を示すものではありません。

これから作る人 これから名古屋で作る人はここから 流れ・手順から順番に確認できます 作った直後の人 名古屋で作った直後の人はここから 設立後の届出をまとめて確認できます